平和ボケしすぎなのでは・・新型インフルエンザ1
豚インフルエンザから派生して新型インフルエンザが騒がれてますが
今日は、当ブログに似合わないちょっと真剣な話です、
面倒だと思う方はどうぞご遠慮ください
私の中の常識では、
知らない人はいないと思ってるのですが、そうでもないみたいです
これは、ちょっと前の話で、もういまさらなんですが、
近い将来、新型インフルエンザが大流行して
厚生労働省の試算によれば、
日本だけで入院患者53万人~200万人、
死亡者17万人~64万人に達すると推定されています。
これを、友人に話したら、
「ホントなんだがしてぇ~???」
「そんな話、よく聞くけど、だいたいなんもねぇべなぁ~」
みたいな返事が返ってきました。
それを聞いたと時、思いました。
平和ボケしすぎている!
今回のは
毎年の様に言っている、インフルエンザではありません。
同じ名前を冠しているものの、
ある意味、それとはまったく違う、強力な伝染病です。
戦争も大した病気もない、平和な時期に生活している、私たちには、そんな大量の人が死ぬことが起こるなんて、ないような気がしますが。
歴史を見ると、確実にありました。
古くは、ペスト・「黒死病」
それ以外にも、
コレラ、マラリア、麻疹、ペスト、猩紅熱、睡眠病(嗜眠性脳炎)、天然痘、結核、腸チフス、黄熱
流行した伝染病の類は、たくさんあります
過去に流行した
1919年スペイン風邪、1957年アジア風邪、1969年香港風邪、
これらはすべてインフルエンザである。
人類が遭遇した最初のインフルエンザの大流行(パンデミック)となる
スペイン風邪は、感染者は6億人、
死者は最終的には4,000万人から5,000万人におよんだ。
当時の世界人口は12億人程度と推定されるため、
全人類の半数もの人びとがスペイン風邪に感染したことになる。
この値は、
感染症のみならず戦争や災害などすべてのヒトの死因の中でも、
もっとも多くのヒトを短期間で死に至らしめた記録的なものである
日本でも、当時の人口5,500万人に対し45万人が死亡
この死者数は、
第一次世界大戦の死者をはるかにうわまわっているのです
クドイ話はここまでにします。
ネットで検索すれば、詳しいことはいくらでも出てきます
たぶん、ここまでがんばって見た方も、
そんな昔の話しても、今は衛生環境も医療技術も発達してるから、
大丈夫だよと思ってる方も多いと思います
確かに、そうかもしれません。
私も、若干思います
でも、常になにが起きても対応できる心の準備って言うのは
持ってて損はないと思います。
もしかしたら大変な話になるかもしれません
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